アレルギーの仕組みを理解する

わたしたちの身体には、身体にとって異物となるもの(抗原またはアレルゲン)が体内に入ってきた時、それに対抗する物質(抗体)を作り、抗原を排除しようとするシステムが備わっている。これを抗原抗体反応や免疫と呼び、その仕組みは予防接種にも利用されるなど、身体にとっては有益な反応だ。しかし、この抗原抗体反応が必要以上に作用したり、不適切に作用したりする場合がある。これをアレルギー反応と呼ぶ。

アレルギー反応には四つの型がある

アレルギー反応にはⅠ~Ⅳ型の四つの型がある。このうち、アトピー性皮膚炎や食物アレルギー、花粉症といった一般的なアレルギー疾患は、主としてⅠ型(即時型)とⅣ型(遅延型)に関わっている。

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