除去食を長続きさせるには?

“完全無欠の除去食”というものは、現実にはありえない。例えば、長い年月にわたって食事制限を続けていると、子どもがいやがったり、自分自身が患者の場合は、食べ物のことを考えるのもいやになってしまったり、食べてはいけないものを食べたい気持ちに勝てなくなってしまったりすることもあるだろう。しかし、それでも重大なトラブルが起きなかったのなら、それも長い治療期間の一コマだったということだ。

アトピー治療は山あり谷あり

除去食を続けるのは大変なことだ。しかし、自分なりの方法が見つけられ、上手にちょっぴり手抜きをするコツがつかめれば、世に言われるほど大変で深刻なものではない。完璧を求めず、一人で思い悩まないことを心がけよう。

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