食品添加物の問題を考える

食品添加物の多くは、主として加工食品の品質保持のために使われている。アレルギーの原因として良く知られているのは、タートラジンなどを使用した着色料で、じんましんやぜんそく発作、かゆみの原因などになる。そのほか、はっきりした症状に結びつく添加物としては、ドレッシングやお酒に使われる保存料、しらす干しや漬物に使われる漂白剤などが挙げられる。「自然界に全く存在しない合成添加物」には特に注意が必要だ。

「微量だから大丈夫」は楽観的すぎる

化学毒性のため、使用量や摂取量が決められている添加物もある。たいていの場合、ごく微量な添加であるため問題なし、とされているが、食事全体では相当量の添加物を摂取していることになる。微量だから大丈夫、とは限らないのだ。

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