洗濯用洗剤は、成分によって粉せっけんと合成洗剤に大別される。粉せっけんは、純せっけんに助剤として炭酸塩やケイ酸塩を添加したもので、合成洗剤は石油から合成されたLASや高級アルコール系を主原料とし、助剤として蛍光増白剤や酵素などの化学物質が使われている。合成洗剤に含まれる界面活性剤が人の皮膚に対して浸透性が高いことや、主成分には毒性の強い化学物質が含まれている、といったことがアトピーに悪影響を与える。
粉せっけんは、においや溶けやすさが製品によって異なるため、いくつか試してみると良いだろう。なお、粉せっけんには蛍光増白剤が使われていないため、洗い上がりが汚く感じるが、汚れや脂は分解されている。