Ⅳ型(遅延型)アレルギー

Ⅳ型アレルギーは、細胞の中のTリンパ球が起こすアレルギーだ。Ⅳ型アレルギーは遅延型で、身体に抗原を取りこんでから半日~数日経ってから、反応が起こる。Ⅳ型アレルギーの代表的なものが接触性皮膚炎で、俗に「化粧品かぶれ」や「うるしかぶれ」といわれるものだ。最近では、金属やゴム、洗剤などに反応する人も増えている。中には治療薬でかぶれを起こしてしまう人もいるため、なかなか治らないという例もあるようだ。

Ⅰ型とⅣ型を併せ持つ例もある

アトピー性皮膚炎はⅠ型アレルギーの代表格とされがちだが、Ⅳ型アレルギーによって起こる側面もあると言われている。また、実際にⅠ型とⅣ型両方の傾向を併せ持っている人も多くなっている。

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