特定栄養素の過剰摂取に注意

ここ40年くらいの間に、卵、牛乳、肉などの動物性タンパク質や油脂、糖質の摂取量が極端に増加している。実際、子どもの好物は、ハンバーグやカレーなど、小麦や糖質を多く取りがちな欧米食に偏っている。アレルギーを起こす化学伝達物質として、ヒスタミン、ロイトコリエン、プロスタグランジンなどが挙げられるが、食べ物として摂取した油脂を体内で分解する過程で、悪玉ロイコトリエンやプロスタグランジンが生成されてしまう。

加工食品に含まれるリンも悪影響を及ぼす

カップラーメンやハム、ソーセージなどを多く摂ることで、リンが過剰に摂取される。これを排出するために、体内のカルシウムが大量に消費され、心身に悪影響を及ぼす。アトピーの人に限らず、過剰摂取は改めるべきだ。

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