腸壁とアレルギーの関係

腸内には、善玉・悪玉など合わせて百種類以上、100兆個もの細菌が住みついている。腸自身の運動と、これらの細菌の働きによって、栄養が吸収される。しかし、この腸の働きは非常に危ういバランスで成り立っているため、少しの刺激でも良い働きが崩されてしまうのだ。例えば、病院で処方される抗生物質は、病気による炎症を改善する反面、腸内の細菌をも殺してしまう。そのため、本来は排出されるべきものも吸収してしまうのだ。

アレルギー発症のチャンス到来

未消化のタンパク質が腸壁を通過することで、アレルギー反応が起きる絶好のチャンスが到来してしまう。抗生物質に限らず、消化力が弱っている時には、腸壁を傷めないような食生活を心掛けることが重要だ。

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